郷邑シリーズを読む前に ~世界観~

~基本設定~

「郷邑」とは、この「郷邑シリーズ」の舞台。
郷邑の中には「世界」と呼ばれる空間が複数存在する。
主人公、朱鷺野 千鶴は「街」と呼ばれる世界に住んでいる。

千鶴の住んでいる家は「全世界コッペパン協会」からもらい受けた一軒家である。
その代わりに千鶴は「全世界コッペパン協会」の防衛大弾頭に就いている。

「全世界コッペパン協会」とは、郷邑にある謎の団体。いろんな人が所属している。
「防衛大弾頭」とは、「全世界コッペパン協会」の役職名の一つで、郷邑の防衛の最高職である。

~ゲームシステム~

「郷邑シリーズ」は弾幕STGゲーム世界のノベライズだと思って見てもらえると嬉しいです。
一部、弾幕STGゲーム内での用語などが出てきます。
出来るだけ説明したいと思いますが、よくわからなかった時は気軽に質問どうぞ!

戦闘方法

この世界では、弾幕を用いた戦闘方法が一般的である。
理由としては弾幕勝負が互いの力を推し量るのに一番手っ取り早いことが挙げられる。

弾幕はその者の実力を表現したものであり、強い者が勝つのが掟である。
例え弱者であったとしても、自らの鍛錬や学習により力が増すと、弾幕はそれに応えてくれる。

また、一度勝負が始まると勝負用の異空間が展開される。
空間内では周囲の環境や勝負に参加した者が傷を負うことなく勝負ができる。

そして、この世界では「儀礼」(ぎふだ)と呼ばれる、ある一定の弾幕を放つカードのような武器がある。
これによって放たれた弾幕を「儀」と呼ぶ。
基本的に自らの特徴を生かした弾幕を想起しながら何も書かれていない「儀札」に念じると、
今後はそれを相手側に見せるだけでその弾幕が発動される。
儀礼は英語では(Technical-and-Ceremonial-Card)の略でTC-Card と表記する。

戦闘中は「儀」や名もなき弾幕を放つ攻撃側、それを避けながら敵に攻撃する迎撃側に分かれる。
迎撃側は、攻撃側の用意した「儀」をすべて突破すれば勝ちである。
稀に攻撃側が「儀」のような事前に用意されたものではなく、即興で用意した弾幕を放ってくることがある。
その場合、相手の戦意や体力が尽きるまで迎撃を続けなければいけないことがある。
また、礼儀として、戦意を示すとき互いに名前を相手に通知する。
基本的に本名が望ましい。
また、戦意を示す前やそれ以外でも自らの呼び名は相手に通知される。

要約すると、出会ったとき→呼び名 戦うとき→フルネーム が通知される。

道中について ~移動中の雑魚敵~

「儀」を持たぬ者や、純粋に弱い者は群れて攻撃側になる場合がある。
その場合、群れをすべて撃破するとスコアにボーナスが入る。
そのため、道中はいくつかのフェーズに分かれている。

また、これらは法によって決められている。
誰が制定したかは後々現れるだろう。

~ゲームの難易度について~

郷邑シリーズにはゲームのような難易度が存在する。

基本的に本編(第一章~第六章)をプレイする際に選ぶ難易度は
Easy,Normal,Hard,Unreasonで、Easy→Unreasonの順に難しくなる。
第七章は基本的にEasyExtraとExtraという難易度が存在する。
※例外あり。

~血縁関係と性別と親の概念~

この世界の中では、契約のもとに親になることができる。
二人が望めば、創造主の名のもとに子どもが授けられる。
仕組みはよくわからないが、血は引き継いでるし、遺伝だってある。
父とか母とかは親が呼ばせてるに過ぎない。

兄弟、姉妹の関係は、血縁関係がなくたってできるし、
そう呼ばせてるに過ぎない。

作中の特定の性別に対して使う表現は基本的に自称的なものだと考えた方が良い。

※この作中に出てくる登場人物は全員無性別です。
また文章上の表現として性別を特定させる表現が出てきますが、そもそも無性別なので「らしさ」がある程度にとどめてください。
性別をつける表現は二次創作でも控えてください。

~用語集~

・自機:ゲーム内にてプレイヤーが操作するキャラのこと。
    この黒焔艦の物語においては主人公に似たものである。

~二次創作について~

※詳しくは二次創作規約をしっかり読んでから二次創作をしてほしいのですが、R-18は絶対禁止です。

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