求血譚 本編
第一章 血の代用品を求める旅へ ――研究所への道
♪唐紅の小径
紋「妖精たち……私がここに来るまでは何もしてこなかったんですけど……」
千鶴「多分私がいるからじゃない?」
紋「はぇ……」
千鶴「さてと、ここが研究所」
紋「大きい……白い箱みたいな形してますね」
千鶴「えーっと、あった。チャイム」
ピンポーン
ガチャ
?「こちら砂池研究所執事、類ですぜ!」

紋「執事!?」
千鶴「あれ、先生は?」
類「今は出かけてますね、ただ、」
千鶴「ただ?」
類「そこの蚊の子の力を試せって無線で先生が言ってたっすね」
千鶴「聞いて紋。類の能力は面接官特有の圧力。何があっても怖気づかないでね!」
紋「あ、はい」
類「じゃ、オッケーすね、面接開始!」
戦闘開始!
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第一章 ボス
研究所の執事兼面接官
東原 類
Touhara Rui
♪トゥエルブプレート
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戦闘終了!
類「うん、力に申し分なし!先へどうぞ」
千鶴「あ、ありがとう」
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類「……さて、先生は何を考えてるんすかね」